冬の魚釣りインフォ

初心者のためのお話です

釣り道具のいろいろ

引き続き釣りの道具についてみていきましょう。
仕掛けを遠くまで飛ばしたり、水中に仕掛けをたらしたりする際に必要となる「オモリ」です。


オモリは鉛で出来ています。


オモリの重さは号数で表示されていて、号数の数字が大きくなるほど重くなります。
もっと小さいものでカミツブシやガン玉などもあります。


魚を釣る環境、釣る魚、冬なら冬の季節に合わせたいろんなサイズのオモリが必要となります。
一通り揃えてケースに入れて持って行くといいです。


初心者の場合は、セット販売しているものを購入するといいと思います。





次は「ウキ」です。
初心者が使う場合は固定型のウキで棒状の形をしたものや円形の形をしたものがあります。


本格的に釣りをする人の場合は遊動式のウキを使う場合もあります。
ウキについても釣りの状況によって使い分けが必要となります。


初心者の場合は、まず固定の円形状のウキの大きさを分けて持っていると便利です。
またウキと一緒にゴム管も用意しましょう。


ウキを糸に固定する際に使います。
釣具屋に行くとゴム管が数個入っているものが売っています。





次に「サルカン」と呼ばれるものがあります。
これは糸と針についている糸を連結する道具です。


糸同士を結ぶことも可能ですが、初心者にこの作業は困難なのでこの道具を使用することをおすすめします。


冬場は特に手が悴んで糸を結ぶのも苦労するかもしれませんから、あると便利です。




「はさみ」も必要です。
糸を切るときに使います。


糸が岩場に引っかかったり、他の糸と絡み合ったりして、糸を切らなければならない状況はよくあります。


小型のはさみやナイフなどを用意しておきましょう。

最低限の釣り道具は何を準備したらいい

釣りをするには当然釣りの道具が必要です。


釣りの道具には実に多くの種類があり、道具を購入しに釣具屋さんへ出かけると悩んでしまいます。


釣りに最低限必要な道具、あると便利な道具、釣りをよくするベテランが使う道具など釣り歴などによっても違いがあります。
さらに冬なら冬など季節によって、あるいは釣りたい魚によっても違いがあります。





初心者がまず最初に揃えると便利な釣具をみていきましょう。
まず必要な道具として、「竿」があります。


釣りをよくする人は釣る魚などの目的別で数本揃えています。
初心者で最初に買う竿ならば、3m前後の投げ竿がいいと思います。
2m以下の短い竿は短すぎて使いやすいです。


お店に行けば、3,000円弱で購入することができます。
投げ竿はハゼやシロギスを釣ることができます。
また堤防などから、サビキ釣りやウキ釣りをするときに使えます。





次は竿につける「糸」が必要です。
リールに巻き付ける糸は糸の太さは3号で150mくらいをリールに巻いておきます。
糸にもいろんな素材のものがあります。


一般的に釣具屋で売っているナイロン製の糸を用意しておけば大丈夫です。




次に糸につける「針」が必要です。
針も実に様々なサイズや形があります。
釣る魚によって変わります。


また糸と針がすでについた状態で販売されているものもあります。
初心者の場合はこちらを買った方が楽です。


仕掛けについても、釣り毎にあわせてあらかじめ作られたものを買うのが一般的です。

淡水だとどんな魚が釣れるのか?

川や池、湖などで釣ることができる魚の種類を紹介します。


海と違い、川や池などは比較的冬でも寒さを海ほど厳しくは感じないので、冬の時期の釣りには適しているかと思います。




川や池、湖などでウキを使って釣りをした場合の釣れる魚の代表格は、フナやウグイ、カワムツやオイカワなどです。


魚の大きさとしてはフナやウグイで15cmから30cmほどの大きさで、カワムツやオイカワで10cmから20cmほどの大きさになります。
釣る際の餌としてはミミズを使います。


ミミズを好まない場合は、粉末状の餌を水で練ってネリ餌にして使っても大丈夫です。
これらの魚の味はというと、残念ながらあまり美味しくはありません。


川魚はやはり海魚ほどの美味ではないようです。
ただし釣り自体は、川や池など家の近所でできるので遠くまでいく面倒がなく、道具も簡単なので初心者がちょっと釣りをしてみたいというときには便利です。


魚の色や形も少し変わったものが多く見るのも楽しいです。
ただし釣ったとはキャッチアンドリリースできちんと元の場所に魚を帰してあげましょう。




次にお金を支払ってする管理池などの釣り場で行う場合、釣れる魚の代表格といえばニジマスです。
魚の大きさとしては20cmから40cmほどのものが釣れます。


一般的には餌釣りですが、管理場によってはルアーやフライなどを使って釣らせるところもあります。



初めて訪れた場所では、まず現地の道具をレンタルして、現地スタッフにやり方の説明などを聞いて行うのが一番です。



管理場ではレストランやトイレ、自動販売機など施設が充実しているので家族連れにおすすめの釣りスポットです。

釣りをするとどんな魚が獲れるのか?

釣りをしたらどんな魚が釣れるのか。
冬には何が釣れるのか。


場所によっても釣りをする道具によっても違います。


ここでは冬だけではなく、四季折々を通じて釣る事ができる初心者でも狙える魚を中心に紹介します。




海で釣れる魚の代表格としては、アジやいわし、サバなどがあります。
これらは全てスーパーなどでおなじみなので、釣ったあと食すのも抵抗なく食べられる魚たちです。


これらは堤防からサビキ釣りで釣る事ができます。
魚の大きさとしては15cmから20cmほどの魚を釣る事ができます。
これ以上大きなものになると船で沖まで行かないと釣れません。



これらの魚が獲れる時期は夏で、50匹、多いときで100匹釣る事ができます。
冬にはあまりとることができません。



極端な例だと1匹も釣れません。
但し釣りの道具も簡単なものでよく味も美味しいので初心者に最適な魚です。




次に海岸の砂浜などから投げ釣りをして釣れる魚の代表格としては、ハゼやシロギス、メゴチなどがあります。
これらは川の河口でも釣ることができます。



魚の大きさとしては先程と同様に15cmから20cmほどの魚が主流です。


投げ釣りはうまく遠くに竿を投げられるようにしばらく練習が必要ですが、慣れればできるようになります。


投げ釣りをして獲ることができる魚は美味しい魚が多いので、おすすめです。




堤防や岩場で穴釣りをして釣れる魚の代表格としては、カサゴやアイナメやメバルなどがあります。


釣れる魚の大きさは15cmから30cmほどです。
魚が餌を食べた瞬間に釣り上げるというハラハラ感があって楽しいです。


釣りの道具もシンプルなので初心者でも簡単にできます。

釣りは場所によっていろいろ違う

釣りとは、釣る魚、釣る場所、釣る季節によって様々なパターンがあります。
ですから冬の釣りには冬用に向いたパターンがあるのです。


冬の釣りを知る前に釣り全般の基本的な釣りの分類方法について勉強しましょう。





まずは釣る場所によって分類されます。
大きくは海釣り、川釣りと分けて、さらに細かく海釣りの中にも磯釣り、船釣り、投げ釣りと分けられます。


磯釣りとは、磯にある岩礁帯で釣る方法です。
中級者以上に向いている釣り方です。


釣れる魚はメジナやクロダイ、イシダイなどです。





船釣りとは、船で磯から離れて海上へ行き船の上から釣る方法です。
こちらも中級者以上に向いている釣り方です。


釣れる魚はマダイやイサキ、サバやアジ、ブリなどがあります。




投げ釣りとは、サーフとも呼ばれます。
海岸からリールのついた竿で仕掛けを海に向かって遠くの方へ投げて釣る方法です。
初心者でもできる釣り方です。



釣れる魚はシロギスやカレイなどです。





続いて川釣りです。


川釣りの中にも渓流釣り、川釣り、湖沼釣り、管理釣り場での釣りと分けられます。
渓流釣りとは、川の上流で比較的流れの速いところで釣りをする方法です。


中級者以上に向いている釣り方です。
釣れる魚はヤマメやイワナなどです。




一方川の中流や下流で釣る川釣りは、初心者向きの釣り方です。
釣れる魚はアユ、コイ、フナ、オイカワなどがあります。




湖沼釣りとは、湖や池などで釣る方法です。
初心者でもできる釣り方です。
釣れる魚はフナやブラックバス、コイなどです。





管理釣り場での釣りとは、お金を支払ってコンクリートなどで仕切られた場所で、放流された魚を釣る方法です。


初心者向きの釣り方です。
ニジマスやヘラブナなどが釣れます。