冬の魚釣りインフォ

初心者のためのお話です

セット釣りの釣り方

冬に最適なセット釣りについて、引き続きハリと餌について説明します。


ハリについて、特に上針は場所や状況によって使い分けが必要となります。
もちろん季節によってもそうです。今回は冬なので冬用です。


魚が多く取り合いになるような管理された釣り場で釣りをするときは、少し大きめの針を使用します。


そしてバラケを大きくして、他の針に寄せ負けしないようにします。
このようにしてバラケをたくさん食べられてしまう場合は、両ダンゴで使うくらいの大きさにして両方とも魚に食べさせるという方法もあります。





下針については、クワセ用を使用します。
大きさは2号あるいは3号くらいがいいと思います。


小さくて軽い方が魚は吸い込みやすいので釣れやすいということになります。





餌について、まずバラケ餌は、基本的に簡単に抜けることと思いことが大切なポイントです。


基本はこうなりますが、あくまでも場所や状況でこちらも変化します。
魚の活性が高い場所ではあまりにバラケが少ないと魚は寄り付きもしません。
いつまでも針に残ったままだと魚が上針に気をとられるのでウドンに当たってくれません。



ある程度の重さがあって縦にバラケて、針から抜けやすいのがベストです。





続いてはクワセ餌についてです。
ウドンは即席ウドン、力玉、ワラビウドンがあります。
出来あがりは白玉ダンゴのようになります。


それぞれの特徴としては、即席ウドンはポンプに詰めて使うものです。
即席という名の通り、釣り場で作るものです。


作るときの硬さなどで加減して大きさを調整できるのが利点です。





力玉とは、ビンに詰められた完成品の状態です。
見た目はナタデココに似ています。
比重が一番軽いです。




ワラビウドンは、鍋で煮て作るので事前に準備しておくことが必要となります。
絞る具合で太さを調整できます。


即席ウドンよりも長持ちするのが利点です。
事前に準備が必要なのと鍋を使うのが多少面倒です。

冬にはセット釣りがいいかもしれない

冬場の釣りには「セット釣り」が適しています。


ここで言う「セット釣り」とは、冬でも短い竿を使って、宙釣りするときに、上バリのところにバラケを下バリにウドンをつけるものを言います。




釣りをする際の場所についても、このセット釣りに適した冬でも釣れる釣り場に行かなければいけません。


いつも行っている場所がこのセット釣りに適した場所とは限らないからです。
釣り場は季節によって、池の水位が減少して浅くなってしまって池の中心に魚が集中していることがあります。


そのような場合は短い竿では届きませんから、長い竿で底釣りをすることになります。
今回セット釣りで使う短い竿が適した場所は、桟橋などの橋の上からでも釣れる管理池や池の手前からでも十分に水深がある魚影が濃く見える池がいいです。





このセット釣りは両方のダンゴで魚が食べきれなくなったときにその威力を発揮するものです。


ということでそれなりの寒さがあって、魚の動きが鈍くなるような状況が一番釣りやすいことになります。
魚がスレや上のバラケをたくさん食べてくるなら両ダンゴにするといいです。




次にセット釣りの仕掛けについてです。
ラインを作る際の道糸やハリスは細いものを使います。
道糸は0.6号を基本としてそこから細くして調整してみてください。



下ハリスの場合は0.3号を基本としてそこから調整して細くしてみてください。
合わせ切れしない程度に限界まで調整しましょう。





ウキは細いパイプ状のものがいいです。
バラケ餌を支える力があり、ウドンの重さも出せるものがベストです。


太すぎるパイプだとウドンだけ残ったときに目盛りの差がわかりづらくなってしまいます。

釣りっていいな

春夏秋冬、四季を通じて楽しむことができる趣味でもあり一種のスポーツでもある「釣り」。


獲れる魚も冬には冬の春には春のそれぞれ旬の魚が釣れて、そこからも季節を感じることができます。


今年代を問わず釣りをする人が増えて、人気上昇中です。





そもそも「釣り」とは釣竿に釣り糸と釣り針をつけて、魚やその他の魚介類を採捕することを言います。


釣りには「海釣り」「川釣り」があり、その他にも湖や池でも釣ることができます。
それぞれの生息場所により獲れる魚も、その獲り方も違います。




いろんな釣り方がありますが、一般的な方法を紹介します。
まず釣竿に釣り糸をつけてその先に釣り針をつけておきます。


釣るときになったら釣り針の先に餌をつけます。


あるいは餌に似せたルアーなどの疑似餌をつけます。
準備ができたら、魚の通り道になりそうな場所に釣り糸を垂らします。


しばらく待って魚が餌に食いついてくるのをじっと待ちます。
釣り糸にウキなどをつけておくと、魚がくいついたのがよくわかります。
https://unko.aqzz.net/archives/category/defecation
釣竿が引っ張られたり、うきが大きく沈んだりしたら魚が餌にくいついた証拠です。
釣竿をうまく自分の方に寄せて魚を引き寄せて、網などですくって捕獲します。





これはあくまでも一般的な釣りの方法です。
釣り方には様々なバリエーションがあり、魚の種類や生息地などにより違いがあります。


様々な方法を駆使して魚と知恵比べをして、釣り上げることができたときの喜びが釣りの醍醐味といえるでしょう。